ばね指(弾発指)

指には屈筋腱があり、そによって指の曲げ伸ばしができます。また、屈筋腱の浮き上がりを押さえる靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)があります。わかりやすく言うと、靭帯性腱鞘がパイプでその中を通るヒモが屈筋腱とイメージして下さい。

 

指の使い過ぎなどにより腱が炎症を起こして腫れてコブ状になるとなると、腱鞘を通る時に引っ掛かってしまう症状をいいます。それにより指を動かすときに、カクンカクンというばねのような動きになってしまうことからばね指と言われてます。

 

更年期の女性や妊娠出産期の女性に多いです。また、手の使い過ぎやスポーツ、指をよく使う職業にも多いのが特徴で、右手の母指(親指)に多く発生するとされてます。

 

ステロイド注射で3ヶ月以上は症状がでないことが多いですが、再発も少なくありません。再発を繰り返す場合は手術が必要になります。

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